Oct.2023

NEWS LETTER

老化は何歳から始まるのでしょう？

女性は7の倍数で老けると言われています。35才くらいから老化に差し掛かり42才には体の衰えを実感し始めます。そして49才前後で閉経し本格的に老化すると言われています。この変化を無事に乗り切れば老化のスピードは逆落ちていきます。

「加齢」に個人差はありません。
「老化」には大きな個人差があります。

1年で1歳年齢を重ねるのは皆おなじですが、同じ年齢でもケアして重ねた年齢と何も手立てせず年取るのとでは、年齢が上がれば上がるほど実年齢と見た目年齢の差が開いていきます。

「老化」は身体機能を衰えさせ生活の質を落とす

これは世界的ベストセラーになった「LIFE SPAN老いなき世界」の著者デビッド　シンクレア博士の言葉です。
確かに老化は不便です。物忘れする、老眼で目が見えにくい、耳が聞こえにくい、手足がしびれる、トイレが近い、腰が痛い、疲れやすい、白髪薄毛になるなど数え上げれば切りがありません。でも、シンクレア博士は著書の中で、「老化は治療できる疾患」と言っているのです。

David A. Sinclair

デビッド・A・シンクレア

ハーバード大学医学大学院遺伝学教授、同大学ポール・F・グレン老化生物学研究センター共同所長。老化と若返りの第一人者。

NMN

2020年に発行されたこの本により一躍有名になったのが若返り成分ＮＭＮです。
私達人間の体には60兆個の細胞があり、私達はその細胞一つ一つを若返らせることのできるサーチュインという若返り遺伝子を持っているのだそうです。2000年にその存在が発表されたサーチュイン遺伝子はスイッチをオンにした時に働きます。そしてスイッチオンにする成分として広く知られるようになったのがNMNです。当時、私達エステＷＡＭでＮＭＮのサプリメントを作りたいと思いましたが、ＮＭＮを作れるところも少なく、作れたとしても供給が安定せずにしたがって、現在の10倍以上の高額で入手が難しい希少な物でした。ニュースに多く取り上げられエビデンスが広まるにつれ原料生産が活発になりました。が、流通が活発になると純度など品質の問題が出て来ました。シンクレア博士自身はＧＭＰの認可工場で製造される純度98％以上のＭＮＭを摂っているそうです。エステＷＡＭで今回開発した若返りサプリメント「リジュビネオール」には、国内生産、ＧＭＰ認可工場で作った純度99.8％のＮＭＮを有効量配合しています。

サートマックス

普段は活動していないサーチュイン遺伝子を活性化して活動させる研究はどんどん進んでいます。東京大学との共同研究でＮＭＮとサートマックスという黒ウコン由来の成分を合わせるとサーチュイン遺伝子が20％以上活性するという相乗効果が認められアメリカと日本の特許を取得しています。リジュビネオールにはNMNにサートマックスを有効量配合しました。

エラグ酸

サーチュイン遺伝子をオンにする成分としてNMN,サートマックス同様脚光を浴びているのがエラグ酸の腸内細菌代謝物質ウロリチンです。ザクロから抽出されるエラグ酸のバイオアベラビリティ―（生体利用率）は原料により大きな差があります。リジュビネオールにはバイオアベイラビリティの指標となる水分散性90.7％のエラグ酸を配合しています。利用率の高いエラグ酸から代謝されるウロリチンがサーチュイン遺伝子のスイッチを効果的にONします。

女性ホルモンの急激な減少も抑制するエラグ酸

閉経を機に本格的な老化が始まるのは女性ホルモンの急激な減少が影響するからです。閉経以降の骨粗鬆症や肥満などは更年期症状の一つです。
エラグ酸から腸内で作られるウロリチンはサーチュイン遺伝子をオンするだけでなく、女性ホルモンの急激な減少を抑えることが良く知られています。ザクロ由来のエラグ酸には有効値20％程度の低濃度のものから様々あるなか最高値ザクロ粉末を使用しています。

再生医療の星エクソソーム

劣化した遺伝子を修復再生して老化にブレーキを掛けると言われている動物性エクソソームがサプリメントに配合できるようになりました。サーチュイン遺伝子を活性化し、傷ついて劣化した遺伝子を修復すると多方向からアンチエイジングできます。リジュビネオールには馬プラセンタ、臍帯、羊膜から黄金比率のエクソソームを配合しました。